COLUMN
ワカモノのリアル・モバイル観に迫る
by TARO MATSUMURA - 2009.01.03 14:57
今年も、「ケータイが語る、ミクロな魅力」の連載を引き続きよろしくお願いします。まず初回は、ワカモノのモバイル感について。学生、起業家という二人のワカモノに、ケータイの未来についての話を聞いてみた。
本当は年明け1本目の記事だったので、明るい話題にしたかったのだが、どうも話を聞いているとけっこうくらい陰が残る。最近発売されたケータイの新機種や新サービスが、一番ケータイに興味がありそうなワカモノに全く響いていないのだ。
例えば高画素数のカメラ。2008年末には800万画素のカメラが何機種もリリースされているが、これが響かない。カメラ好きにとっては色気がないだとか、レンズの解像度が低いから魅力がない、と一蹴。日々ケータイカメラでブログやメールを送っているユーザーにとっても、AF付き200万画素で十分、800万画素に鳴ったことを知らなかったと言う。
シャープのフクロウのテレビコマーシャルはだめだったのか。いや、そもそもテレビを見ていなかった、というオチなのだが、ちょっとシャレにならないですね。
彼らが今、見ている世界は「リアル」。リアルタイム、リアルプレイス、リアルコミュニケーションなど、とにかくリアルなものから飛躍しない領域の物事だ。SF映画への憧れなどはあまりなく、とにかく手元になるもの、手元にある関係性へ注目している。
一見夢がないように見えるが、一方で合理的な判断をしている、とも言える。度肝を抜かれるようなクリエイティビティには欠けるかもしれない。しかしアイディアを洗練しながら実現させる、日本人にとってはとてもうまく働ける領域でもあるように思える。
仮想現実ではなく、拡張現実の世界。果たしてここにサービスを提供できるかどうか、端末をフィットさせられるかどうか。このあたりがワカモノが反応してくれるサービスのポイントなのではないか、と思っている。
ひとまず、座談会の記事をご覧頂ければ。
Ascii.jp: ワカモノのリアル・モバイル観に迫る
さて、昨年末は暗い話題も多かったので、ここは一つ、ミライあるワカモノにケータイの将来について聞いてみるべく、座談会を開催した。ご招待したのは西嶋悠加乃氏と六反孝幸氏のお二人。共に23歳と若い、両名のプロフィールを紹介しよう。
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