COLUMN
テレビ生活に復帰
by TARO MATSUMURA - 2009.04.08 18:00
2008年1月から、テレビがない生活が続いていたが、2008年度末のセールで東芝REGZA 42Z7000という薄型テレビを購入した。USB HDDで録画ができ、とにかく価格が安いモデルで、最近新モデルがアナウンスされたばかりだ。(→ Amazon: REGZAのページ)
今までのAV環境は、プロジェクター、AVアンプ、5.1chスピーカー、Apple TV、DVDレコーダー(デジタル放送非対応)、そしてMacという構成だった。つまりテレビを大きな画面で見るにはプロジェクターをいちいち起動しなければならず、それも面倒なのでアンテナ線をつないでいなかったのである。画面サイズはプロジェクターの約60インチには劣るが、それにも勝る高画質パネルと手軽さのテレビが、上の環境に追加された。
もちろんこれで、地デジ、BSハイビジョンが見られるようになった。そしてUSB HDDも1TBをポイント内で購入して、録画まで出来るようになったのである。ひとまずさまぁ〜ず一式、タモリ倶楽部、ファッション通信、クローズアップ現代、WBSあたりを「連ドラ予約」(毎日もしくは毎週新しい番組で上書きしてくれる機能ON)で録画予約しておいた。
折しもテレビが届いたのは3月31日、特番ばかり放送されているタイミングで、普通のテレビを3時間30分見るのは厳しく、飽きてしまった。オールスター感謝祭みたいに、手元のリモコンで参加できるのは面白い仕組みだったけれど、それもべったり参加し続けられないものだ。
一方で夕方放送されていたドラマの再放送、特に『結婚できない男』は、録画して楽しんでみている。録画できるってすごい。ただREGZAのUSB HDDへの録画は、放送波をそのまま記録する形式であるため、1TBあっても90時間しか録画できない。まあ完全保存版になりそうな番組も当分なさそうだからそれはそれでいいんだけれど、欲は出ますね。
先般のWBCで、街中でワンセグを見ながら戦況を見守った様子を見ていると、こういう大きな、リアルタイムなイベントを大画面で楽しめるというのはうれしい限りだ。家にいなくても録画しておけばいいんだから。けれどもリアルタイムな出来事、つまり生放送の番組って、ネットのタイムラインを見ながら楽しむやり方をWBCで見てしまったため、どうも部屋で勝手にタイムラインを消費する感覚がもったいなく思ってしまった。
また、REGZAにはブラウザ機能が付いていて、4月1日にリリースされ4月6日にプレス発表があったテレビ版Yahoo! JAPANもキレイに表示することが出来る。リモコンだけでニュースを手軽にチェックできるというのは、PCが身近にあったとしても手軽なものだ。ただ、プレスの会場に各社の薄型テレビが並べてあったのだが、ソニーBRAVIAで見たYahoo!のページが格段にキレイだったのだ。それは文字がキレイだからである。
REGZAだけ見ていたら気にならなかったかもしれないが、番組表やブラウザ、データ放送など、薄型テレビで文字を見る機会は格段に増えている。だとしたら、キレイなフォントで見られるかどうかって、(多くの人は気にしないかもしれないけれど)やはり関係あるんじゃないかと思うのだ。
もちろんそれだけじゃなく、FlashやAirに対応するかどうか、ソニーのアプリキャストのような取り組み、東芝の視聴予約ランキングの提供のようなソーシャルサービスも含めて、様々な総合力が問われることになると思う。
まだまだテレビ初心者ですが、今思ったことを箇条書きに。
・3時間半のバラエティは飽きちゃう。
・CMであっても、左右に黒いバーが入っているとイラッとするようになった。
・5分の映画のようなCMや3つのスポンサーが作っているCMがあってびっくりした(完全に時代遅れ)
・録画した番組の脇でアーカイブされたタイムラインを再生してくれたりすると面白そう。
・Apple TVで早くHDムービーレンタルをしたい!
・BSデジタルで楽しみたい番組は多いが、イマイチ番組の情報が足りてない。
・テレビのブラウザ性能(フォントのキレイさ、ウェブ標準への対応)などは競争領域になる
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
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