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Renewal Open - 青山アンデルセン新装
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2004.11.16 01:50

先日青山アンデルセンが改装中だというエントリーを書いたら、ダイアモンドの田代さんからメールを頂いて、今日の内覧会にお誘い頂いたので行ってきた。取材ですよ。お店の場所は青山通りと表参道の交差点、TSUTAYAの角を渋谷青学方向へ歩くと、すぐ左手にあります。今までは冊子の枠が赤のレンガのような配色で、ちょっと童話っぽいカワイイ雰囲気だったのが、白と間接照明と木材を使った表参道クールな感じに変わっている。
まずお店に入ってから地下へ。地下は白目の木の長いテーブルが2すじと壁際に何席か用意されているデリとサンドイッチバー。長いテーブルには小さなテーブルキャンドルが整列していて、おしゃれな感覚を演出している。売り場にはデリには欠かせないショーケースがあり、裏では炭火焼きグリルが。鳥などの肉や炭火焼きサラダまで登場するそうだ。
ウエルカムシャンパンと共に振る舞われたのがカワイイデリのプレート。レバーのパテ、マッシュルーム、サーモン、グリル野菜のサラダなどにパンが2枚添えられている。このレバーとフランスパンが何ともいえず良いマッチングだった。
続いて2階3階のレストラン。写真は3F。先日のblogに書いたモーニングメニューもこのレストランのものだ。ここではオープンサンドとシチューとコーヒーを頂いた。このオープンサンドというのは下だけにパンがあって具が上から見えるスタイルのサンドイッチ。
こちらは2F。裏にキッチンがあるが、表ではオープンサンドを作る風景を見ながら食事を楽しむことができる。あるいはシェフにわがままを言ってオリジナルサンドを作ってもらえるかも? それは分からないけれど、通常のメニューは、ニシンのマリネ、サーモン、グリーンランドシュリンプ、フィッシュフリカデル(デンマーク風ハンバーグ)、ローストビーフ、レバーパテ、皮付き豚のロースト、トマトと卵、ポテト、ブルーチーズ、マリボーなど。
これはシュリンプと皮付き豚のローストのオープンサンド。ハーフサイズで振る舞ってくれた。シュリンプは小さいエビがたくさん載っていて、レモンを搾って。豚の方は面白い。皮がかりかり、と言うよりはばりばりにソテーしてあって、でも中はふんわりとした仕上がりになっている。侮れないのがソース。かぶりつくオープンサンドに繊細な味を醸し出しているソースは、デンマークのレストラン直伝だとか。
もちろん食事中にはパンサービス付き。カットしてある焼きたてのパンをかごで持ってきてくれて、好きなパンを好きなだけ食べることができる。バターは発酵バターだし、ジャムは自家製。ちなみにバターやジャムが変わったのは改装に入る前からだった(それまではよく見かける個別パックのモノ)。お店の人によると「改装にはいる前からメニューを段階的に変えてきている」とのこと。実は伏線が敷かれていたと、今気付くのも面白い。
そして1970年のオープンから定番になっている2日間煮込んだビーフシチューもカワイイスープ皿で出てきた。あんまり説明する必要がない、スタンダードなシチューは味わい深い。ちなみに一番聴きたかったモーニングのメニューは、パンとコーヒーのサービスで700円、卵やいろいろなデリがついたプレートと、スープ付きの朝食がそれぞれ1200円ほど。今まであった中間の、パンとコーヒーと卵のメニュー(800円)などはなくなってしまった。でも僕にとっては焼きたてパンとコーヒーがあればOK。
ということで1Fに降りてきてパン売り場を一回り。おみやげに5個までパンを頂けると言うことで、バケットとダッチブレッド(米の粉を表面にまぶして焼いた、かりっとふわふわのパン)、ペストリーを2個もらってきた。
アンデルセンは、そのメジャー感あるブランドや生活圏にいくつもあるという身近さもあって、元々が大きな資本のパン屋だと思っていたけれど、実は広島で始まった小さなパン屋が起点になっているのだそうだ。1970年に青山にアンデルセンをオープンさせ、11月17日のリニューアルオープンにはデンマーク王国のヘンリック王配殿下を招いてのセレモニーを開くそうだ。そのブランド感は1つ1つ本物にこだわって作り上げてきたたまものなのだ、と思った。
来年は人魚姫、みにくいアヒルの子、マッチ売りの少女などを書いた世界的に有名なデンマークの童話作家ハリス・クリスチャン・アンデルセンの生誕200周年(4月2日が誕生日だそうです)にあたり、デンマークなどではHCA2005というキャンペーンが行われる。アンデルセンもそこにしっかりとコミットするとのことだ。
パンとコーヒーを飲みながら童話を読むなんていう、ベタだけれどもエレガントな朝食を気取ってみたくなりますね。今日内覧会を見てきた跡、もしそれをするなら、青山アンデルセンしかないな、と思ってしまう。朝の空いてる青山通りを快調に飛ばす車を見ながら、ね。

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