TAROSITE.NET: REVIEW

愛と海と音楽と / Rocketman


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2007.06.16 15:19

愛と海と音楽と / ロケットマンマジメなマジメなロケットマンの
サンセットサウンド

 内村さん監督の映画『ピーナッツ』のサウンドトラックを皮切りに音楽活動を本格化させたふかわりょうのDJ名義、ロケットマン。青い海のジャケットには、メジャー感の強いサンセット・ハウスナンバーがぎっしり詰まってのリリースとなった。大好きでしたよ、今までの笑いとテクノの融合を目指した『フライングロケットマン』『ロケットマンデラックス』。けれども#03『過去はいらない』と自らトラック名にしているとおり、過去の笑い軸のCDは完全に捨て去っている。

 サウンドの中身はというと、ハウスとボッサを鏤めたおしゃれなダンスミュージック。メジャーがきちんと狙えているな、という感じ。悪く言えば無個性。けれどもよく聞いていけば、トーンに派手さはないけれども、メロディだとか音使いだとかに細かい気遣いが感じられる。それが一番よく出ているなと思わせるのが、これも僕の大好きなシンガーの一十三十一をボーカルに迎えたトラック、#04『いつもの朝』。

 けれども、なんだろう、なんだか音が軽い感じがしちゃうんだよね。このあたりもコンピュータを使った音楽の課題なのかも知れないけれど、だんだんこなれてきて良くなっていくのでしょう。次のエントリーで紹介する2007年のリリースではどうなっているのか、お楽しみ。ちなみに、映画『ピーナッツ』のテーマソングをアレンジした#08『misty』も入っています。

愛と海と音楽と / Rocketman
Columbia Music Entertainment (COCP50944) 2006/08/02


Twitter Update
    Trackback
    • URL:
      http://upwest.org/mt/mt-tb.cgi/8081