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GreenFan2 - 3Wでそよ風の中、涼しく熟睡できる扇風機


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2011.06.23 14:41

 いきなりトーキョーが30℃以上の気温を連発するようになって、気持ち以上に体がびっくりしちゃっている人も多いんじゃないだろうか。おそらく水分補給が不足しがちになるので、心して水を飲まなければならないですね。そして夜の寝苦しさも、昨日はなかなかすごかったはずだが、秘密兵器のおかげで助かった。

Green Fan 2

 GreenFan2(グリーンファン2)は、日本のバルミューダデザインが2010年度グッドデザイン賞を取得した扇風機で、今年の6月頃に購入した製品。現在は残念ながら品切れ状態になっている人気商品でもある。白いボディと黒いカバーの羽の部分がある、とてもミニマルなデザインだが、この夏にぴったりの特徴が秘められている。

Green Fan 2

 まず羽根。普通の扇風機だと大きな羽根が付いているが、Green Fan 2では外側と内側に違ったサイズの羽根が配置されている。これが「グリーンファンテクノロジー」。外側の風と内側の風の風速差・風量差から、扇風機の前方で風が収束して渦度がなくなり、面で心地よい、自然の風のような感覚が部屋の中で生み出される。テクノロジーについてはバルミューダデザインのウェブサイトで詳しく。

 これは本当に心地よい風。風量は1〜4まであるが、特に魅力的なのは風量1だ。

 昨日の夜寝るときに、お風呂に入っている間に寝室の冷房をつけておいて、寝るときに冷房を消して、風量1でGreenFan2をかけていると、風が当たっているので暑くなることはないが、逆に風に当たり続けても寒くなりすぎることもない。あまり昼寝をするライフスタイルではないけれど、きっと昼寝も本当に心地よく、草原で寝ている感覚すらあるんじゃないだろうか。

Green Fan 2

 もう1つのポイントは節電。この夏、15%の節電が求められる中で、先ほどオススメした風量1の風は、3Wで作り出せるのだ。普通の扇風機のおよそ1/10程度の消費電力。最大風量の4だとしても17Wしかかからないのだこの最大風量4はかなりビュービュー風が吹き付けるような感覚なので、あまり常用のモードではないと思うが、それでも普通の扇風機の半分ほどの電力ですむ。

 面白いのは、扇風機なのにDC電源で動いているところ。あまり回転数を高めないので音もとても静かだ。風が吹いてきてやっと、電源が入っていることを気付くほど。

Green Fan 2

 もちろん、デザインが良い、寒くならないそよ風が作り出せる、消費電力が少ない、といったスペック的なメリットはもちろんあるのだが、例えばとてもシンプルな4つの操作ボタンがファンの上面に着いていたり、ベース部分にあるインジケータも白とグリーンでとてもスマートな雰囲気を醸し出している。

 存在そのものがスマートなのだが、音が少なく、人工的に作り出している風ではないような感覚に陥るということは、存在を感じることを忘れるような『不在』のモノなのではないか、とすら思う。なかなか不在感を作り出すものは少なく、テクノロジーと人との非常に良い関係を作り出せているのではないか、と思わせてくれる。



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