TAROSITE.NET: REVIEW
Mail - Leopard
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2007.10.30 23:10
僕がLeopardで楽しみにしていたのはMail。どうもWebメール系好きになれないタチだからだ。もちろんGmailは使いやすいWebメールだと思うけれど、WebメールはWebメール。ネットにつながっていなければ開くことも出来ないのでは、やっぱりちょっと不安というか。iPhoneを使ったときにうれしかったのは、Mailというアプリケーションが入っていて、オフラインの時にもテキストの編集が出来るようになっていたこと。それはそうと、Leopardのメールソフトの話をすすめよう。
まずStationaryという機能が付いた。これは日本のケータイユーザーにはとてもわかりやすいと思うけれど、いわゆるデコメールのテンプレート機能のようなものだ。ページ全体が本物のグリーティングカードのようにデザインされていて、そこに写真を張り込むことが出来る。当然のことながら、iPhotoやファイルから写真を貼り付けることが可能になっていて、トリミングの大きさなんかも編集可能。ちょうど簡易iWebが付いたようなもので、この使い勝手がなかなかイイ。
これをGmailに送ったりiPhoneに送ったりしてもちゃんと表示されるので、Outlook Express時代にけちょんけちょんにされた個人が送るHTMLメールが、ちゃんとした形で利用されるようになるのかも知れない。それにしても、これをケータイに送ってもちゃんと見られるように、日本のケータイの対応も深めて欲しいモノだ。もう1つ、写真が絡んだちょっとしたHTMLエディットをMailで体験させることによって、iWebの利用が伸びるかも知れない。だって、本当に使いやすいんだもん。
もう1つの新機能でしかも気に入っているのがメモ機能。以前からMail上で新規メールとしてメモを取り、それを自分にメールで送っておく、みたいな使い方をしていた。今まではメモとしてメールを自分宛に送ったら、追記は自分への返信をしていた。
なんだかメールで独り言をしているみたいで、ちょい寂しさもある便利な使い方だったのだが、コレはコレで意外と便利だった。と、いうユーザーが他にもいたんじゃないか、そんな機能がこれなのだ。
Mail上でメールの他に、メモというモノを新規作成できるようになっていて、それを保存しておくことが出来る。.MacでIMAPを使っていれば、手元のマシンはもちろん、他のマシンやWebメールからでも、このメモをシェアしたり、書き換えたりすることが出来るようになっている。書き換えたら最新の日付になる。なるほど。
一応このメモはIMAPサーバ上で1通のメールのようだ。アプリケーションの上でメモとして解釈しているだけで、Leopard以外のIMAP対応メールソフトで見ると、自分宛で件名と本文の1行目が同じ1通のメールとしてみることが出来る。Leopardで見れば、黄色い背景にラインが入っている、いわゆるメモパッドのデザイン。メールのアイコンもメモのマークが付いていて、普通のメールと区別することが出来るようになっている。
これを新規作成したり、編集して保存すると、メール一覧の中に入ると同時に、ソースリストの中に「備忘録」という項目が出来て、ここでメモだけのリストを見ることも出来る。そしてこれはまだやっていないけれど、メモの中からTo Doが発生することが多い、ということで、メモの1行からTo Doの項目を起こすことが出来、これは同じくソースリストの備忘録のTo Doに追加される。
もちろんカレンダーソフトであるiCalにもTo Doの機能はなくなっていなくて、カレンダー毎に色を変えながら設定できるが、iCalには.Macのメンバー名がソースリストにあって、Mailから起こしたTo Doはこのカレンダーに入る。このあたりのカレンダーを整理した方が良いんじゃないか、と思うんだけれど、それはまたiCalがこなれてきたときに考えることにしようと思う。
こうなるとMicrosoft Outlookのようなメールも含めた個人情報を管理するソフトとして1つになってしまう、と言う道もあったのだろうが、Mac OS XではLeopardになっても、あくまで「何をするソフトか」と言うことが明確になっている点がわかりやすい。もちろんデータ自体は裏で共有されていて、iCalからTo Do項目にチェックをつければMailのメモの上でもちゃんとチェックが反映されるから良くできているんだけれども。
Twitter Update
Related Article
Trackback
- URL:
http://upwest.org/mt/mt-tb.cgi/8572