TAROSITE.NET: COLUMN
The Day After Tomorrow
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2004.06.06 01:48
イクスピアリでThe Day After Tomorrow見てきた。気象が大好きな僕にとっては、久々に気象パニックモノの映画だった。予想していた通り、ストーリーとしては結末割とぐだぐだ感が漂っていたんだけれど、僕の期待はそこではなくて。
南極の棚氷が崩壊するところからストーリーが始まる。温暖化によって極地の氷が海水に溶けて、海水の塩分濃度が変わるなどの影響から水平的な海流(ヨコの動き)と垂直的な海流(タテの動き)が変わる事から海水温度が変化して…結果地球が数日単位で急激に寒冷化して氷河期に向かう、というストーリー。
この映画の中でのシュミレーションではなく、今後の地球の行方に対して出されている仮説の一つが元になっている。その最も極端な変化が映画化されているというイメージ。実際に2002年3月に南極の巨大棚氷崩壊のニュースが報じられているし、昨年12月の「ヨーロッパはむしろ寒冷化」するという予測が出されたりしていたので。
それにしても、イクスピアリの映画館、映画上映と同時にめちゃめちゃ寒くなるくらい冷房をつけていたのは、映画とのタイアップ? 半袖だったので、ホントにふるえてしまった。
ストーリーでは台風の逆ヴァージョンみたいなモノが襲ってきて寒冷化をもたらしていた。つまり冷たい空気で構成された低気圧が発達して台風のような暴風と大雪をもたらし、台風の目に当たる部分には対流圏にたまった冷気が吹き下ろしているというシチュエーション。あり得るのかな。
冷たい空気だけで形成された渦巻きで日本付近に寄ってくるのは「寒冷渦」。これはたいがい地上では発達しないで上空に明瞭で、寒気を流し込みつつ地上の天気にちょっかいを出すような動きをするんだけれど、これがもっと発達したらあんな事になるということか。上空の嵐と地上の嵐のシステムが連結する? 地球の大気って結構上手くできてると思うんだけれども。
調べてみたいですね、このあたり。他の可能性も含めて。
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