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by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2005.04.10 16:27
「ニート」という言葉の流行は最近下火になりつつあるけれど、そう言った状態の人が着実に増加している事も確かだ。色々と定義が追加されて2004年度は85万人という統計が出ているけれど、言葉の定義ではその人の身分というか社会的な立場の状態を表していて、統計などで使われる実質的な定義はその人本人の意志が含まれるようになる。言葉尻だけで言えば僕もニートだけれど、きっと実質的な定義からは外れてしまうのだろう。いや、ニートだから良いというわけじゃないけど。
僕はあえて就職をしないというチョイスをしている。昨年の今頃の時期に出会った方々からの話を自分なりにかみ砕いた結果、そう言うことになったのと、昨日も書いた通りちょっと休みたかったというのもある。だから実質的な定義の上でもニートなんじゃないか、と僕は思うけれど、結果そうなったのではなくて選択した結果のニートだから、なんだか世の中で問題視されているのに違和感を感じることがある。なんだかしっくり来ないんですよね。
しっくり来ないと言えばこの意見もしっくり来ない。ニート発生の根源は世の中への失望感にある、というオトナな意見を聴くことがあるけれど、そもそも世の中に期待なんてしていたのか、と言う話だ。そのうち生活にも響いて来るであろう借金がおぼれる程あって、近隣諸国からも好かれないし日本に住んでいて、何に期待をしろと言うのだろうか。それで「ニート是正」なんて言われても、なんだかなあ、と首をかしげるしかなくなってしまう。
という風に考えちゃうあたりが既に「ニートではない」と言われれば諦めますよ。けれども要するに言いたいこととして、世代間という話題を持ち出すのは時代遅れだとは思うけれど、僕らの世代ですらニート・マインドをとても理解できる、というか僕ら自身が既にそのマインドで動いていると言えるのではないか、ということ。もっと多様で複雑な世代相だと思うけれど、何らかの共通認識としてニートを理解できちゃうわけで。
だからといって緩い社会が良いか、と言われると決してそんなことはないと思うし、ソリューションだって眠っているはずだ。今年は自分もそう言うおぼつかない立場に身を置いて考えてみたいと思っている。
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