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ヨドバシAkibaの3F
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2005.09.26 17:52
一番最近秋葉原に行ったのは、先日カフェの照明のイメージを掴みに行くためだった。照明をデザインしてくれた神山さん(女性)に「秋葉原待ち合わせで」と言われてちょっとどきっとしてしまったのは、僕が中学生・高校生の当時の秋葉原のイメージが色濃く残っていたからだ。肩から斜めにかけた鞄、柄物のシャツの前を明けて、中にはプリントのTシャツ。そのイメージでしかなかったし、買うものはPCのパーツばかりだった。
その多くのイメージはあまり変わっていなかった。確かに秋葉原にいそうな人がたくさんいる。僕が確かに正に秋葉原にいるのだから当たり前なんだけれども。ただ今日行ってみて、街中にはカップルや家族連れがたくさん溢れていたのには驚かされた。いる人が違うと明らかに光景が変わると言うことにも驚いたが、その変化が秋葉原で起きるとは、思いも寄らなかったからだ。休日の歩行者天国では、コスプレライブに群がる人をよけながら散歩する光景が印象的だった。
そんな僕もカフェの照明を探しに秋葉原に行ったのだから、前回(と言ってもずいぶん前の話だけれど)秋葉原に来た理由とは違っていた。そう言う意味では自分も街の変化の一端を担ったと言うべきかもしれない。それにしても秋葉原は面白い街で、無線屋、PC屋、照明屋、アニメ屋と、様々な目的で人が集まる。そして目的によって、獣道というか使う道や順路が違うのだ。照明を探しに行くときには、PCのパーツを探すときと違う道を使って、秋葉原の違う発見があったりするから面白い。
そんな獣道が発達する秋葉原に、ヨドバシカメラがオープンしたのは最近の話だ。電気街とは線路を挟んで反対側、再開発が進んだところにオープンしたヨドバシAkibaは9階建てのどでかい建物である。これが出来たからと言って電気街の中の人が減ったわけではなく、新たな人が訪れるようになったという印象がある。だからこそ休日の歩行者天国で、カップルや家族連れが「観光」として電気街に来ていたのだろう。
そんな集客マシーンとしての機能を果たすヨドバシAkibaの3Fの風景。30脚ほど並ぶマッサージチェアは常に満席の状態になっている。疲れたサラリーマン風のお客さんが長時間占領する様子に、店員も接客放棄を決め込んでいる。あまりに不自然に多く並べられたマッサージチェア達を見ると、ちょっとけちったビジネスクラスの飛行機客室を思わされる。刺激の街・秋葉原から、癒しや萌えの街・秋葉原へ。こんな所にも街の変化の波が押し寄せていたとは、注意してみているモノですね。
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