TOKYOTODAY
August in Pink
by TARO MATSUMURA - 2010.08.01 23:47
8月最初の夕暮れはとても幻想的な風景だった。
水蒸気で立ちこめた大気を、ピンク色の夕日が照らす。間接照明みたいに空全体がピンクに色づき、とても幻想的な風景になった。しかしこの風景も10分と持たずに、空の色はピンクから紫へのグラデーションになり、やがて紫が覆い、その青色を濃くしていった。
Twitterでもたくさんのフィードバックを頂いた。やはり空の魅力というモノは万人に共通しているということなのだろう。
あるいは、こういう空の写真をテーマにして定点観測するのも悪くないのではないか。例えば、暦の上での日没の時間と、東京都内から見える夕焼けのキレイさはどういう関係があるのだろうか。これは十分に、夏の自由研究のテーマになりそうだ。しかも、決して決まった時間が設定できるわけではなく、晴れている日は日没の何分前(もしくは何分後)、雲が多めの日は何分前と言う具合に、気象条件によって変わってくるだろうし、高いところから空を見るのか、地面から空を見るのかでも変わってくるはずだ。
そう考えると、小学校の自由研究というのは本当に自由で、自分が持った好奇心を研究すればよいわけで、こつこつとデータを取って、自由にそのデータを感じて、その中から一定の見解や結論を設定すればよい。そのテーマ設定の面白さと、ちゃんと楽しんで継続できるかどうかという部分が大切なのかも知れない、とすら思う。
もう8月が始まっちゃいましたが、何か1ヶ月やってみるのも、悪くない。大人だって、いや、大人こそ、好奇心の赴くままにやる自由研究が必要なんじゃないか。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
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