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Flickr Camera Search
by TARO MATSUMURA - 2006.12.05 20:21
Flickrでとても教育的なサービスがスタートした。Camera Searchである。つまりFlickrにアップロードされている写真を撮っているカメラを探すことができるようになっているのだ。写真のExifデータには、撮影されたときの各種設定情報だけでなく、カメラのメーカーとカメラのボディの名前まで記録されている。これは同じ機種のカメラであれば同じクレジットが入ることになるので、「そのカメラで撮影された写真」を検索することができる。
この検索はなかなかうれしい&勉強になる。僕の多くの写真はNikon D70で撮影しているので、僕のカメラのURLは「http://www.flickr.com/cameras/nikon/d70/」になる。ここにアクセスすると、カメラのスペックが表示される他、Yahoo! Shopping (US) から商品を購入するリンクもついている。ホビーレベルにしてもプロレベルにしても、とてもリアルな作例を見ながらカメラ選びをすることができるのは、とても画期的なことではないだろうか。
さてこのカメラのページでは、僕と同じカメラを使っている世界中のフォトグラファー(プロ・アマ問わず、こう呼んでおきましょう)の写真を見つけることができる。またユーザー数の推移も計ることができ、Nikon D70のユーザーはどうやら減少傾向のようだ。確かに2年前のモデルですからね。それにしても、リストされている「interesting photo」の写真は、なかなか同じカメラで撮影されたとは思えないような写真が並んでいるのである。
同じ道具を使っているのだから、僕だって頑張ればこういう写真が撮れるのだぞ、というメッセージを強烈に打ち付けられているような気がして、ちょっと気が滅入った後に俄然燃えてくるじゃないですか。しかもあんちょこ付きなのだ。撮影情報(シャッタースピード、絞り、モード、各種補正設定、レンズ、フォーカス、撮影年月日)などの情報が含まれているので、同じ場所に行って同じようにセッティングすれば、似た写真を撮ることにつながる訳です。
あ、GPSの位置情報がついていれば、全く同じ場所に、同じ季節にいくことができるじゃないですか。もちろん一瞬のシャッターに込められている偶然性との出会いや、その人のセンスをさりげなくも強烈に記録するフレーミングなどで、全く同じ写真を撮ることはできないし、出来て欲しくない。しかしそれでも、同じ経験を再現することは、かなりのレベルで達成できているのではないだろうか。
これは僕が最近考えていることの具体的な例として、かなりインスパイアされました。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
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