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Get Some Hot


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2006.01.23 23:25

Get Some Hot トーキョーで雪が降った週末に撮った写真を整理していて、ふとこんな事を考えていたのを思い出した。

 雪が降るほど寒い。南岸低気圧は東の海上に抜けてから猛烈に発達して、寒気をよりいっそう強く日本列島に運んでくる。トーキョーにいる僕の視点で見ると、雪が降って、それが更に固く凍るほど寒くなるという厳しい冬の気候が目の前にあるだけだ。しかしもうちょっと視点を上空から向けると、高気圧が抜けて、低気圧がやってきて、また高気圧がやってきて、という気圧配置の変化を見ることが出来る。別に等圧線が地球もしくは地球の写真に焼き付けられているわけではなく、雲の形から見える、ということ。

 もうちょっと時間軸や距離の軸で引いた視点に行くと、今年の日本の北極由来の寒波はジェット気流の蛇行によるもので、その蛇行は低緯度地域の海水面の温度の高さが原因。海水面の温度が高いと日本が寒波になるとは、「風が吹けば桶屋が儲かる」見たいに関係なさそうだけれども、一応ハドレー循環という大気の流れによって関係していると言われている。ここまでは僕の頭でも何となくイメージとしてつかめる範囲だ。

 ここから先は、時間軸の流れが急に100年以上の単位に飛ぶので、イメージをつかみにくい以前に生きている間に事実を確認することが難しくなってくるけれど、地球温暖化のせいなのか、もっと長い周期に則った話なのか、という世界。一応分かっている今までの記録と、自分の知識と、それをきちんと把握するだけの想像力を持ち合わせているかどうか。

 そんなことを考えながら、とりあえず今は暖かいモノが飲みたい、というちょっとした欲求を満たそうと思うのは僕の想像力の小ささなのだろうか。でもこのちょっとした行動が100年単位の何らかに影響を与えることになるか? 僕が缶コーヒーを買わなかったことで、後々その缶コーヒーを作っているメーカーが潰れてブランドがなくなって、その間コーヒーを二度と味わえなくなるとか。いろいろ想像してみた結果、あんまり影響ないな、と思ってとりあえず買おう、という判断をした。

 別に僕の行動自体に変化はないんだけれど、ワンクッション起きながら物事を見てみるのも、悪くないと思った。

・Flickr: Get Some Hot
 http://www.flickr.com/photos/taromatsumura/90276914/

 


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