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Heat Island


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2004.08.29 19:59

 今日が日曜日で、来週は中頃から9月がスタートすると言うこともあって、8月のまとめをしたくなる。別に誰に頼まれたわけでもないんだけれども。8月が終わると、8月というよりは夏のまとめをしたくなってくる。まあそれも良いか、と思って書こうと思う。それにしても今年の夏はトーキョーは暑かった。


 連日9時には30℃を超えてきて、35℃に達してそれがキープされる。今までヒートアイランド現象と言われても、あまりトーキョーを離れたりしなかったから「まあそんなものか」と体感するには至らなかったけれど、通っている藤沢と比較すると明らかに別種の、熱波というかそういうものが渦巻いているような気がしてくる。

 好きで気象の本を読んでいると、地球の温暖化などに並んで都市化という新しい気象現象として、ヒートアイランド現象という言葉が出てくる。人間活動が集中して行われていたり、土壌や緑地の面積が極端に少なくなる事で、回りの地域よりも都市を中心に気温が高くなったり、ぼんやりとした霧のようなものがかかっていたりする現象に見舞われることをさす。

 この霧は自動車の排気ガスなんかも当然含まれていて、太陽の光で毒性の高い物質に変化して起きる光化学スモッグの現象なんかも引き起こしてくる。都会の夏は本当に過酷な環境になってきているのだ。

 とある暑い日、午前中に新宿、昼間は霞ヶ関と、写真を撮って回っていたことがあった。写真を撮り始めた午前9時から既に30℃を超えてきていて、新宿西口のロータリーでは35℃を指すくらい。そんな中をもうろうとしながら写真を撮っていった。

 さすがにここまでくると日陰でうずくまっている人がいたり、薬の安売り店で冷たい水を買って飲んでいたりする人も目立つし、人の行動が日陰や冷房がある場所をトレースするようになってくる。そうでもしないと熱射病で倒れかねないじゃないですか。そんな人の流れを見て、夏が暑くなるとデパートの売り上げが上がるというのが少し納得できたというか。いやきっと違う原因があるんだろうけれど。

 まだしばらく暑い夏が続くだろうと思っていたら、台風が来たり曇りが続いたりして、ヒートアイランド幻想になりつつある。今年は神宮球場で野球を見ながらビールを飲めなかったなあ。いや、これから行っても良いか。

pencilcomment 神宮球場の夜風ってどことなく好きなんですよね。とにかくトーキョー都民の特権は神宮球場のビールだと思うくらいです。


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