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by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2005.04.06 23:25

 昨年2004年4月からスタートしたCNET Japanでのコラム連載の最後の原稿を今日入稿した。今日までで実に40本、1本当たり約3000文字書いているので、120000文字、A4にして約120枚もの原稿を綴ってきたことになる。例によって集計するとちょっとびっくりする数字になるけれど、まあやっていた僕からすると、なるほど結構たまったなあ、と冷静な反応以外は出来ませんよね。

 このコラムのお陰で1年間、とても有意義に過ごすことが出来た。色々な人に出会ったり、色々なところに行ったり、色々なお仕事に携わることが出来たり。この仕事をやろうと思ったきっかけは、2004年2月、就職活動中の僕に諸先輩方が言いはなった悪魔のささやきだったかもしれない。「そんな、企業に就職してどうするの?」これには言葉を失った。そのときやっている事への全否定なのだから。

 でもよくよく考えてみると、誰かに行って欲しいと期待していた言葉だったのかもしれない。「就職してどうするの?」堀江さんの真似をするように反論するしかない「5年先の事なんて分かるわけないじゃないですか」確かに分からないからこの反論は正しいんだけれど、なんだか僕が是非言いたい反論というわけでもない。むしろその場でも良いから、5年後はこうなる、と言っておきたい。

 そこでチャンスを下さったのが、当時CNET Japanの編集長だった山岸さんだ。「書いてみる?」の一言に「やります」と即答して始めることになったのを覚えている。就職活動の全否定がなければ「やります」という言葉を発した僕はいなかったかもしれないし、ニートになっている僕もいなかったわけだ。自分の人生が世の中に属していることを思い知らされる経験を、巡りめぐって気付かされるような。


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