TOKYOTODAY

モヒート

by TARO MATSUMURA - 2007.09.26 23:11

Mojito
Mojito

 New Yorkでみんなでディナーを作るときに、モヒートを作った。僕はシェイカーもなければ、そんなにカクテルを好んで頼んだりする方ではない。けれどもカクテルというのは結構思い出に残るモノだ。ラムコークとか、チャイナブルーとか。

 例えば僕が初めて下北沢のバーでイベントを行ったとき。「水」をテーマにしていたので、バーテンダーさんにお願いして、一番水を感じられそうなさやかなカクテルとして、チャイナブルーをウエルカム・ドリンクとして振る舞ったことがある。それ以来、なにか折を見て、チャイナブルーを飲んでみる気になったりする。結構甘いし青くてキレイだから、女の子っぽいカクテルではあるんだけれども。

 さてこのモヒートは、リキュールとしても好きなラムがベースのカクテルだ。ヘミング・ウエイが愛したと言われていて、ラムとライムと砂糖とミントの葉を擦りこぎ棒で豪快につぶしながら、氷とソーダ水を混ぜて出来上がり。みんなの分を作るので、カクテルグラスの中で、なんて可愛いことはせず、ポットの中で作った。ラムに砂糖だからどうしても砂糖を控えたくなるけれど、これは結構甘い方が美味しいみたいです。

 ライムの酸っぱさとミントのさわやかさが口の中に広がり、爽快。そこにラムの香りと砂糖の甘みが割り込んできて、という、一口一口にストーリーがあるカクテル。これを飲みながらNew Yorkでの生活について、色々と発見をしながら、ディナーの会話が弾んでいくのでした。


Author

松村太郎 Taro Matsumura

Taro's Portraitジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact

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