TAROSITE.NET: TOKYOTODAY

oops!


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2004.08.26 22:40

oops

 夏の太陽は有給休暇。連日曇った日が続くトーキョーにやってきたのはジョージさん(写真、仮名というより推測名)。彼はここで非常に残念がっていました。さて、何を?


 もう少しこのジョージさん(推測名)について考えを進めてみよう。彼はシリコンバレーの比較的大きめの企業に勤めるビジネスマンで、秋から日本支社に赴任するということで、休暇を利用して一足先に日本に来て、トーキョーの観光を楽しんでいたところだった。

 彼がどうしても行ってみたかった場所は浅草、秋葉原、そして渋谷。念願の渋谷にたどり着いて、ハチ公前の風景をひとしきり感心しながら堪能していたのがこの直前の行動だった(と思う)。そしていざセンター街へ行こうとスクランブル交差点を渡っているときに見せたのがこの表情。

 彼がデジタルカメラで狙っていたのはQ-FRONTの大画面に映っていた等身大の恐竜だった。そもそも等身大の恐竜が画面に入ってしまうほどに大きな画面であるということに驚いていたと同時に、恐竜のモーション・グラフィックスが映し出されているという渋谷に圧巻だった。

 「シブヤのワカモノは毎日これを見て育っているのか。こりゃ大物が生まれるかもしれない」という期待も込めて、この大写しにされている恐竜を撮影しておこうと思っていた。そしてデジカメをごそごそとカバンから出して撮影しようとした。

 しかしその次の瞬間、画面はぱっと切り替わり、怪しげな犬がパラパラを踊る映像になってしまった。そこでこの表情。とても残念そうです。

 日本人ならポケットのケータイをぱっと取り出してカメラを起動、静止画像はおろか、ムービーまでも納めてしまおうという俊敏な“状況記録性能”を誇るところですが、ジョージさん(推測名)はまだ日本のケータイを持ち合わせていない。ぜひ日本のケータイを買って、この“状況記録性能”が高い生活を体験してみてください。

 ちなみに僕はジョージさん(推測名)とは面識もありませんし、話したこともありませんが、彼のこの表情からにじみ出てくる1つのストーリーが、何となく写真から伝わってきて、それをご紹介したと言うところです。

 わかりやすいから、ということもあってジョージさん(推測名)に触れましたが、僕が本当に論じたかったのはその後ろのビルの窓の向こうにいる男のストーリー。これがまた面白いことになっている(と思う)んだけれど、それはまた、別の話。

pencilcomment この写真は実は副産物で、ケータイ関連の新聞記事に使うmoblog風景の写真を撮るためのロケ中でした。曇天って好きですよ。


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