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Podcast Studio - GarageBand


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2006.01.27 23:38

 昨日iLifeが届いたという話を書いたけれど、早速楽しみにしていた新しいGarageBandでPodcastを作ってみた。iLifeをインストールしたMac(新しいMacにははじめからインストールされています)でGarageBandを起動すると、いつも通りのプロジェクトを作る?開く?と言うウィンドウが出てきて、新規プロジェクトをクリックするとおなじみのインターフェイスが出てくる。コンピュータで音楽を作ったことがある人だったら、「MIDIやオーディオのマルチトラックレコーディングのインターフェイス」というとなじみがあると思うけれど、まさにGarageBandの画面はそれそのものだ。

 起動して早速確認しておきたかったのはタイムラインの表示方法だ。今までのGarageBandは、カウンターこそ小節・拍表示と何分何秒表示を切り替えることが出来るが、トラックのメモリは小節・白票時しか対応していなかった。これはPodcastingを作る上ではちょっと面倒だった。音楽を作るときはテンポを決めたら「何小節目の何拍」という情報の方が重要で、音楽の何分何秒という情報は結果的にどうだった、と言う話かもしれない。しかしはじめから5分の番組を作ろうと思ったら、なかなか直感的には行かなかった。

 新しいGarageBandは当然のように、タイムライン上のメモリも何分何秒という表示に対応した。そのため1分間オープニング、3分間でコーナー1、みたいなラジオ番組的な作り方が出来るようになったのだ。これは僕にとってはとても大きいことだった。別に時間の枠にとらわれるわけではないけれど、今までずっときっちりとおしりの揃った番組作りをしてきたからだ。何だろう、こだわりに近いのかもしれないけれど、1分で話せることと、3分で話せることは違うし、話し方も変わる。ただただ時間きっちりに喋り終わることが快感なのかもしれないです。そんな僕でも収録に使えるソフトになったのが、今回のGarageBand。

 時間表示が出来る事になって、別の意味も持ち始めたのが「テンポ」だった。だいたい普段はデフォルト設定のBPM120で作り始める。GarageBandは用意されたループサウンドを組み合わせて簡単に音楽を作ることができ、気軽なラジオのBGMだったらドラムとベースとちょっとしたメロディが入れば充分。この即興で作られるBGMは、最初に設定したテンポのBPM120で組み立てられる。

 ここで、例えば番組をBPM100で作ったら? BPM135で作ったら?と考えてみると面白い。当然即興のBGMも設定したテンポで作られていくことになる。するとのんびりとしたテンポの番組だったり、ノリノリのパーティーっぽいテンポの番組だったりに自然となっていくわけだ。つまりPodcastを作るときにはあまり関係なさそうなテンポの設定も、実は番組の演出上重要な要素ということになる。これは僕のラジオ制作人生(1997年にスタートしていたことになります)における新境地だ、と言うと大げさだけれど、今まで考えたことなかった要素だったので。

 ちなみに来年は僕のラジオDJデビュー10周年なんですね。ホントしぶといというか。書き忘れるところでしたが、新しいGarageBandで制作したPodcast、順次放送中です。もしよろしければどうぞ。「千原龍太郎」をお聞きいただけます。

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