TOKYOTODAY

ハイテクタウンのかわいらしさ - 今日のトーキョー西海岸へ行く

by TARO MATSUMURA - 2007.06.12 16:57

Front of the Apple Store

 San FranciscoからCalTrainという電車で南に1時間ほど下ってきたところに、Palo Altoという街がある。ハイテク企業やネット企業で注目されるシリコンバレーの北の端に当たるので、ぱっと思いつくのは、日本の中の再開発された六本木ヒルズだったり東京ミッドタウンのような雰囲気、もしくは郊外に新たに作られた大学のキャンパスみたいなイメージなんだけれど、そのイメージでいくと、ここをとても気に入ることになる。

 ここPalo Altoは、San Franciscoとともにゴールドラッシュの頃から栄えてきた古い街。そのため、新たに作られた街でもなければ、近未来の街のイメージなど一切ないのだ。街の中心を貫くのがUniversity Avenue。Universityとは大学のことだが、この通りを線路をくぐって進んでいけば、かつての鉄道王が設立した大学、Stanford Universityの広大な敷地が広がっている。学園都市ではあるけれど、新しく作られた街ではなかったのだ。

 しかも、とにかくかわいらしい!

 University Avenueの道沿いにはカフェやシアターやお店が並ぶ、アメリカの田舎町のラインアップなのだが、緑あふれる街路樹がキレイに植えられていて、舗道は煉瓦造りの赤い床が続いていくと、この街のイメージはハイテクからもっと違う何かへと変わっていくのが分かる。

 とはいえ、オープンカフェを覗いてみると、そこにはノートPCを開いて仕事をしているビジネスパーソンや、打ち合わせをしているグループがいたり。その光景を見てシリコンバレーであることを思い出させてくれる。とはいえこの通り沿いのオープンエアならば、カフェで仕事をしたくなるのもよく分かる。

 そして特筆すべきは天気。San Franciscoは寒かったのだが、そこから1時間南に来ただけで、機構は全く違ってしまうから面白い。とてもカラリと乾燥していて、とにかく豊かな日の光を懐かしむようにして散歩をしていると、なんだか元気になってくるような気がするから不思議なモノだ。

 この素晴らしい気候の中で、たくましく新しいビジネスが生み出されていく、と思うと、それもとても納得がいくというべきか。

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