TOKYOTODAY
北東の風、高原の眠り
by TARO MATSUMURA - 2007.09.01 23:26
やはり今週までの暑さは尋常じゃなかった。週の頭に雨が降り始めて、ぐずつきながら気温が下がり始めて、秋雨前線がこれ見よがしに停滞して、そこに北東から冷たくしめった風が入り始めて。トーキョーもクールダウンし始めた。38度から24度まで気温が下がったら、そりゃ環境がまるっきり違う。そう、トーキョーにいながら、残暑を避けて高原に行ったような心持ちになったというか。過ごしやすくなったのにもったいないけれど、ものすごく眠いのだ。
高原に行くと何をするか? おいしい空気を吸って、ハイキングをしたり、山菜採りをして、それをバーベキューで天ぷらにしてみたり、テニスやゴルフなんかのスポーツ三昧も気持ちがいい。マニアックなところだと、小川の石を並び替えて流れを変えてみたり。昆虫なんかの数も桁外れだし、それ以外の胴部に出会ったりすることだってある。そして、夜になったら満天の星を見るのも楽しみだ。あと、絞りたての牛乳も忘れずに。
こんなことを考えて盛りだくさんにリゾートでの時間をコーディネートしてしまうと、いつも思うんだけれど、休みに行くのに余計に疲れちゃうような気もするのだ。まあ避暑に行くので、暑い中で出来ないことが出来れば存分に有意義なのも確かなのだが、今年の夏を過ごしていて、高原で一番何をすべきかわかった。それは、ぐっすりとよく寝ることだ。
今まであんなに暑かったのに、こんなに急に涼しくなったので、週末にぱっと山奥に行ったかのような感覚に体が陥っているような気がする。それで、せっかくの涼しい土曜日なのに、どうにも眠くてたまらないのだ。まあこれに逆らわず体を休めた方がいいのかもしれない。若いのに、と自分でも思うけれど、それだけ、今年の夏はちょっと尋常じゃなかったように思えるのだ。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
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