TOKYOTODAY
新入りの白い犬
by TARO MATSUMURA - 2009.06.28 20:41
カイくん。CM好感度で何年もナンバーワンを獲得している、ケータイのコマーシャルでおなじみの白い犬だ。1度生で見たことがあるけれど、彼はなかなか役者だけど、犬は犬ですね。なんとも犬らしくかわいらしい姿を披露してくれていました。最近、新入りが来たんですよ、白い犬の。
カイくんはリアルな犬だけれども、彼をモチーフにしたお父さん犬ストラップは結構破壊力があるノベルティだ。ホンモノとはまた違ったかわいらしさ、愛らしさを放つこの小さな白い犬は、すでにいくつものバリエーションが登場し、豚インフルエンザ騒動を見越してか、マスク付きのヴァージョンまで登場。
ただ、問題は、ケータイストラップとして利用していると、どうしても汚れてしまう点だ。真っ白なストラップを持ち運んでいると、だんだん灰色になり、部分的に黒くなり、その黒が濃くなっていく。確かに大事にいつも一緒に持ち歩いていることは分かるんだけれども、なんだかちょっとかわいそうですよね。
そんな白い犬ストラップに殴り込みをかけてきたのが、8月に日本で公開されるディズニー映画「ボルト」の主人公のボルト。お父さん犬は一家の主でどっしり構えていながらも、お茶目なところがかわいらしいが、こちらはもっと若くてアグレッシブな役所。
けれども「トゥルーマン・ショー」的なリアルワールドへ飛び出す冒険には、やっぱりどこか哀愁が漂うから、白い犬に抱く「哀愁」というキーワードが、より強く日本人に植え付けられていくんじゃないか、と思ったり。
ちなみにこの映画の制作総指揮を執ったジョン・ラセター監督に「iPhoneを日本で売っているキャリアのマスコットも、白い犬なんだよ、知ってた?」と聞いたら、「知らないね」と言いながら、スティーブ・ジョブズから直々に発売前にもらったというご自慢のiPhone 3Gを見せてくれた。待ち受け画面は白い犬じゃなくて、カーズだったけれども。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
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