TOKYOTODAY
雷雨の次はゲリラ台風
by TARO MATSUMURA - 2009.09.01 19:23
最近ゲリラ雷雨という言葉がすっかり定着しているけれど、たぶん台風もゲリラ的に襲ってくるものに鳴りつつあるような気がする。関東の南でいきなり発達して、2〜3日で接近してくる。昔のいわゆる台風接近って違っていたはずだ。
小さい頃から、台風って、沖縄の南で勢力が強まって、沖縄〜九州をなめてそのまま日本海に抜けるか、太平洋岸を通過して関東をかすめていく。そのため、南の方から台風中継が届いて、今回の台風は雨台風、風台風、なんて評されて、関東地方での被害状況や勢力の維持などの予想が立っていたことが多かった。
けれども今回は、確かに熱帯低気圧が日本の南東はるか沖にあるなあ、と思っていたらいつの間にか台風になり、伊豆諸島、関東地方が勢力の最盛期という状態で近づいてくる。駆け抜けるのが早かったものの、やっぱり千葉方面などでは強風で電車が止まったり、被害が出ていた。
ゲリラ雷雨みたいに分単位で変化するというよりは、もうちょっと事前から接近が分かるのが台風ではあるけれど、今までのように5日前から状況が伝わってくるのではなく、いきなりやってくる台風は、やっぱり比較すればゲリラ的だ。雷雨だけじゃなく、台風にも、気持ちの備えをパッとしなければならなくなると、この季節はせわしなく空を見上げる事になりそうだ。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
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