TOKYOTODAY
セミの脱皮
by TARO MATSUMURA - 2010.09.07 18:16
今日のトーキョー、気温こそ35度だったみたいだけれど、風もあって湿度も低めで日本の夏よりさわやかになってきてしまった。なんだか急に秋の気配が強くなってきた気がして、Flickrの写真から夏の気になった風景を少しずつ。これは弟のお手柄だったんだけれど、夜にテニスコートでセミの脱皮に立ち会えるのだという。
セミというと、ミンミン鳴いていて、飛ぶときも結構厳ついイメージが強くて、割と取っつきにくい種類の昆虫なんじゃないかと思うんだけれど、土の中に7年じっくりと眠っているらしいと聞くと、なかなか根気強い昆虫なんだな、と思わされる。セミの脱皮・羽化は根気強いヤツからイカついヤツとしてデビューする瞬間なのだ。
どんなデビューなのか、とみてみると。

かわいいじゃないですか!羽も身体も茶色っぽいのがセミだと思っていたけれど、羽化した手のセミは何とも柔らかそうなほぼ透明な羽とグリーンの身体。目だけは黒々と大きくツヤがある。
こうして外界に出たてのセミはしばらく身体を乾かしながら、一晩身を潜めているのだ。身体が緑だと言うことを知っているからだろうか。緑のネットフェンスまでよじ登ってしばし休憩し始める。こんなセミが人万人引きも見られるんだから、幻想的とは言わないまでも、夏の裏側に立ち会っているような気分になって来るじゃないですか。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
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