TOKYOTODAY
今日の黄金の雷雨
by TARO MATSUMURA - 2006.09.11 22:52
今朝のトーキョーはなんだか不思議な光景だった。昨日まで35度近くまで上がる夏の空気で充満していたけれど、だんだん大陸から秋の空気が押し寄せてくるという局面は、暦の上ではとっくに秋だけれども、実際の空気の関係ではいよいよ秋が定着してくるという今週のスタートである。その朝、目覚めが早かった人も多いんじゃないか。ちょっと、うなされるに近いかもしれないけれども。
だいたい、季節の空気の間には前線が出来る。今回の夏から秋への換気も、前線を伴うモノだ。ちょうどトーキョーを、午前4時から6時頃に前線が通っていった。秋の空気が夏の空気を押しのけてくる、寒気優勢の前線では雷や突風、短時間豪雨のような激しい気象が起きる。今朝ももちろんそのセオリー通りの雷雨になったんだけれども、これを鮮やかに飾った朝日がった。
だいたいこういう寒冷前線の雨は、大きな雲が空を隠し初めてしとしとと降り始めるのではなく、急に空が暗くなってきてざっと雨が降ってくるパターンだ。しかもそれが明け方北西からやってきた。そのために、東の太陽が昇ってくる空はまだ雲がかかっていない状況だった。そこへ太陽が地平線から上がってくる寸前に、周りの黄色い光が雨を降らせている雲の底面を照らしたのだ。
今日ばかりは、愛想トークとして追いやられる天気の話題も、話題の的になったんじゃないだろうか。トーキョーの都心こそ、黄金の雷雨という珍しい現象を見ることが出来たけれど、ちょっと西では床上浸水になる被害も起きたそうだ。いったいこの黄金の雷雨は何を伝えようとしているのだろうか。
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