TOKYOTODAY

今日のリップ初日

by TARO MATSUMURA - 2006.10.13 13:30

lipstick, first day

 冬場になると、唇が乾燥してどうしようもなくなるのはきっと僕だけじゃないはずだ。トーキョーの冬場は本当に空気が乾いていて、その分夜空はキレイなんだけれども、やっぱり唇の乾燥はもう一方の唇だとか舌だとかが不快になる。そのまえに夜空では寒さに耐える必要もあるんだけれども。別に冬になったらすぐに空気が乾くわけでもなく、秋口から乾燥が始まっている。言うまでもないですが。

 唇の乾燥対策で手っ取り早いのはリップクリームだ。そこまでコスメに凝ったりしない男子でも、そのくらいのことは思いつく(むしろそれ以外は思い浮かばないと言うくらい唯一のチョイスである)。問題はいつそれを買うか、ということだ。僕にとってリップクリームを買った日は、ずばり今日だったのである。こうして書き残しておこうと思ったのにも、それなりに訳があるが、買うときに少し困ってしまった。

 僕は自分の唇が乾いてきたからリップクリームを探してコンビニに入ったんだけれども、コンビニには2種類くらいしかリップクリームの品揃えがなかった。しかも男性用1種類、女性用1種類という品揃えだ。そもそもリップクリームに男女の別があるのか、と言うことにも驚いたけれど、男性用はともかく女性用まで1種類しかそろっていないというのが気になった。もっといろいろ選べても良いのに。そして在庫量も寂しいモノだ。

 コンビニの集荷サイドかメーカー側は、まだ本格的な「リップ初日」を迎える人が少ないと踏んでいて、それで品揃えがあまり充実していないのだろうか。それにもかかわらず、ここ最近の乾燥気味の晴天のせいで、割とリップクリームが売れていって、品揃えは少ないわ、在庫も少ないわ、と言う状況になってしまったのではないだろうか。たまたま僕の入ったコンビニが、と言うことかもしれないけれど。

 ちなみにここにわざわざリップ初日を宣言したのは、今年は無駄に何本もリップクリームを買わない、という戒めでもある。毎年、必要なのに持っていない、と言うことがしょっちゅうあって、耐えきれず買ってしまう経験をしているので。化粧ポーチを持ち合わせない男子のうち、不注意な部類の人間ならではの悩みではあるけれど、これに敢然と立ち向かおうという2006年のシーズン入りである。

 今までの経験上、消しゴムとか、ボールペンとかはなかなか最後まで使い切れなかったのでリップクリームも危ないかもしれない。けれども形状がそっくりなスティック糊は割と最後まで使い切ってきた経験がある。スティック糊の要領で、今年はがんばってみようと思っています。


Author

松村太郎 Taro Matsumura

Taro's Portraitジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact

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