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井の頭通り
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2004.09.04 22:26
生まれ育った地元というのは愛着があるものだ。それ以外に、トーキョーの中で好きな街というのはあるけれど、地元が好きな街だったらこれほどうれしいことはない。良い雰囲気だったり、好きなお店があったり、車で走って気持ちがいい道だったり。
うちの近くには井の頭通りが通っていて、一昔前まではこれがまたひどい道だった。何がひどいって道幅が狭い割には交通量が多くて、時間帯によってはすぐに渋滞して動かなくなるし歩行者も自転車も冷や冷やしながら通るくらい危険な道だった。それに電柱が道にはみ出すようにしてあり、別にちゃんとセンターラインに乗り上げなくても通れる広さはあるものの、40km/hくらいで走っていると結構圧迫感がある。車両感覚を養う道でもあった。
それが代々木公園から東北沢あたりまでの道幅が広がってから環境が激変した。ゆったりと2車線の道に歩道もきちんとした広さがある。対向車を気にしながら電柱をよけるように走らなくてもいい。舗装もきれいだし中央分離帯もぴかぴかのままだ。長く上ってゆったり下るようなアップダウンがそして何がいいかって、電柱がないのだ。
さてそんな井の頭通り沿いにできたのがグローバルダイニング系のパスタレストラン。お店のマスターも気持ちのいい人だし、パスタもおいしいくてなんだけれど、僕にとってのこのお店の肝はテラス席。このテラス席は井の頭通りを堪能するにはもってこいのお店だ。テーブル3つ、椅子6脚くらいのスペースなんだけれど、夜ここで夕食を食べるのが何とも気持ちいいのだ。
井の頭通りは車が通っているときと通っていないときとでそれぞれの楽しみ方がある。車が通っているときの楽しみはクルマ。結構いいクルマがかっとんで行ったりするのでその走る姿と音を楽しむことができる。そして車が通っていないときは、その静けさと電線のない空を楽しむ。
そうだ。井の頭通りが他の通りと何か違う印象を受けると思ったら、空に電線がないのが原因だったんだ。井の頭通りは拡幅工事と同時に電線・電話線は全部地下に埋められていて、空に黒い線が全くない。電線がない道路がこんなに気持ちいいものか、と初めて思い知らされたのも地元だった。
そんな井の頭通りへも不満点はある。街路樹が小さいことだ。ゆったりとした上り坂と下り坂があるセクションに表参道並みに大きくなるケヤキの木が植えてあったらどんなに素敵になっただろう。井の頭通りも代々木上原駅を超えたあたりには大きなケヤキが植えてあって、夕暮れ時なんかは本当に生える。植樹運動でもしてみましょうか。

井の頭通りって都道ですよね。東京都の方へヒヤリングなどをしてみようかと思っています。都市計画地図とか見るのも楽しいですしね。
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