TAROSITE.NET: TOKYOTODAY

さくらの前、高原の朝


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2007.03.06 10:46

Ajisai, 啓蟄の日

 今朝のトーキョーは春を通り越して、夏の高原の朝みたいな空気だった。ちなみに暦の上では啓蟄に当たる。昨日の雨でぬらされた地面から立ち上る重たい空気は、まるでうっそうと茂った木々から蒸散される水蒸気をたくさん含んでいるようだったし、そのせいで空は白くスモーキーな表情を見せる。けれども吹いてくる風は乾いていて、ちょうど良い涼しさがほおを通り抜ける(春なのに涼しい、なんて変だけれども)。

 だんだん日が昇ってくると、空を覆っていた雲はだんだんはき散らかされて、青空が見え始める。そんな空の様子すら、高原の朝を再現しているみたいで不思議だ。確かに地形的な気象条件はトーキョーと高原では比べることができないけれど、気温だとか空気感みたいなモノが高原で過ごす朝に似ていて、なんだかとても癒されたし、すがすがしい気持ちになったし、二日酔いみたいに残っていた昨日までの嫌なことなんて吹き飛んでしまった。

 朝から起きて外に出ていなければこの変化を体感できなかったと思うと、「早起きは三文の徳」とはまさにこのことだな、と思ってにんまりしながら駅に向かった。


Twitter Update
    Trackback
    • URL:
      http://upwest.org/mt/mt-tb.cgi/11584