TOKYOTODAY
Smoke Shine
by TARO MATSUMURA - 2005.07.30 23:15
7月も後半に入ったのにイマイチ調子が上がらない太陽が作り出す景色は、日本が完全にアジアにあるんだと思わせるような鈍く光るというか、渋く輝くというか、そんなオリエンタルな香りの情景を作り出してくれる。ついついそのイメージに引っ張られて行く感覚があって面白い。しかし後半ともなれば、がんがん日差しが照り始めて、夏の本領を発揮する様相。
トーキョーの夏って南の島よりもダンゼン暑い気がしてならない。湿度こそ低めかもしれないが(それでも蒸し暑いけれど)、とにかく体感気温が高すぎるのだ。そんなトーキョーの景色を反映しつつ、少しでも涼しく過ごせるようにという気遣いを織り交ぜつつの14曲セレクト。
01. Saturday Morning TV
Sam Paglia
ちょうど土曜日の朝ということでこのチョイス。どことなくおどけたルパン的なテンポ感の胡散臭い(褒め言葉)楽曲。日曜の朝なんて大抵寝坊ですけどね。
02. Motion Control
Spacek
まだ梅雨の内だというのに、もはや夏のような天気。重ためのドラムの曲をチョイス。そんな中銀座落語祭りがスタート。銀座中のホールで様々な落語の席が展開される初日でした。
03. Welcome Back Cooper
Thunderball vs. Liftoff
海の日、やはり夏空で、梅雨明けした模様との宣言も出されました。名実共に夏のスタート。去年39.5℃を記録したような強烈なスタートではなく、素直でゆっくりとした真夏日。
04. The Bone Part1
Skeewiff
お気に入りのSkeewiff。オリエンタルな弦楽器の少しゆがんだ音階が、今年の夏のイメージにぴったりと当たってくる。日本もアジアなのだな、と思いつつ、NYのラウンジサウンドをチョイス。
05. Swell
King Britt
夏になったばかりだというのに、気温がやっと30℃に届く程度で少し楽な夏日になった。高気圧がもう息切れとは根気が足りない。とはいえ、夕涼みの新宿を歩くと、意外とさわやかな風。
06. Get Off
Alessandro Oliviero
それなりに晴れ間は出てくるんだけれど、どうも雲が多くなってきて時より日差しを遮ることが多くなってきた。雲の動きも速いので、ちゃかちゃかしたジャズを。
07. Sookie Sookie
Tina Britt
ファンキーなジャズをお届け。中でもお気に入りの1曲。レトロなモダンサウンドのこの曲が、日本の夏にまた合う。速に今日は雲も多くてスモーキーで、更にこの曲の軽い憂鬱さがはまるんです。
08. La Coda Del Diavolo
Nicola Conte
まだそこまで乗り気になっていないときに出始めた強烈な太陽を上手く表現しているような気がするのがこのNicola Conte。オシャレな雰囲気ばっちりだけれど主張があるサウンドですね。
09. The Odd Couple [Party Version]
Capiozzo & Mecco
夏の日差しをモロに受けているようなモンド系のオシャレ胡散臭いサウンドを継続。キャッチーなドラムフィルがイントロのこの楽曲もまた、夏の若い勢いというか。
10. Personality
DJ Rodriguez
お気に入りのDJ Rodriguezで、ヘビーな日差しから一転して、そよ風が吹くブラジリアンスパイスをきかせた青空のイメージへ。暑さになれてくると、空を見上げる余裕も出てくる。
11. Tem Que Valer (Studio Apartment Remix)
Kaleidoscopio
ラテンのフレイバーを残しつつ、スピード感あるサウンドに仕上がっているのがこのKaleidoscopio×Studio Apartmentのトラック。始めハードなリズムかと思いきや、サウンドが入り始めるとこれが何とも爽快!
12. Bird On Wire
Jazzida Grande
#10の爽快なビートを継承しつつ、ストリングスとダンディなボーカルで寄りクールなシティ・ラテン・テイストのご紹介。
13. Steppin'
Reel People
Reel Peopleのスローテンポなナンバー。ちょうど#11からビートを抜いてslow downしてくるようなつながり。まあ夏だって夕暮れになれば涼しくなるもんですから。
14. Put The Headphones On
Moby
今回もラストトラックはMobyがゲット。トーキョーの夏場は夜になってもどうしても気温が25℃を下回ってくれない暑い日が続く。完全にスローダウンしきらないところがバテる原因でもあり、アクティブな季節というところでしょう。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。スマートフォンに特化した活動型メディアAppetizer.jp編集長。 read more & contact
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