TOKYOTODAY
Sunflower Life
by TARO MATSUMURA - 2004.07.15 23:59
nomadiscシリーズ最初の作品は2004年7月1日〜14日の1日1曲をアーカイヴ。まだキチンと梅雨明け宣言が出されていないながらも、期間の前半は気分を夏にしてくれるようなかーっと晴れた天気と、その反動でさらっと涼しくなる夕暮れから夜を楽しめる季節。後半になるとまた梅雨らしい雰囲気に戻ってきて、少し暗めのトーンの選曲が続いてきている。それでも冬の雨とは違って、どこか気温が高くて蒸し暑そうな、水蒸気を空気がいっぱい含んでいそうな空気感。夏の雨の情景が好きな僕にとってはたまらない選曲テーマとなった。
ライトなピアノのバンドサウンドからホーンセクションへの展開。コードがやや日が傾きつつある快晴の夏の日という情景。今晩何を食べようか、あるいはちょっと遊ぼうか。そんな夜が楽しみな夕刻。ファンキーな遊びっ気たっぷりのBlue Note Revisitedのトラック。
02. Young Warrior
Madlib Remix - Bobbi Humphrey
聞いているうちにどんどん引き込まれていくのがこの曲。昨日夕食にするかちょっと遊ぶか考えていたけれど、結局ドライブに繰り出してみた。昼間は暑いけれど夜はからっと涼しい風も吹く。ちょっとリッチに高速に乗ってみようかな
ボサノバベースでがさがさとせわしなく始まるリズムが1'10"のところでふわっと止み、ピアノとフルートが入ってくる瞬間、目の前にさわやかな情景が開ける感覚。そこから先は上機嫌で。
04. Bota Pra Quebar
DJ Rodriguez
日本でのIrma Record人気の火付け役であるDJ Rodoriguezのボサノバが効いたトラック。からっと晴れ上がった気候に包まれたトーキョーには、このリズムがなくっちゃね。このままこんな天気が続くと良いんだけれども。
05. Awakening (Edit)
François K
週のスタート月曜日。かなりスモーキーな空に蒸し暑い重たい空気。雲が南重かのレイヤー構造になって空にかかっていて、手前のレイヤーの雲は驚く程速いスピードで流れていく。ちょっと荒れたブルーマンデー。
夕暮れ時が良い情景になるようになってきた。まだ七夕なのにね。ちょっと切ない光の表情を見せつつも、でもまだまだ暑い夏らしい夕暮れ時。日が傾いてきたなら、いくらラテンでもちょっと伸びやかなメロディが欲しくなる。ピッタリなのがFreeTEMPO。
日が落ちて少し涼しくなってきたら、表参道当たりをショッピング。あの当たりのショッピングって無性にカワイイ気分になってくるのが好きだ。そんなに買えるもんなんてそんなにないんだけれど、ちょこちょこ歩いては立ち止まり、また歩いて。こんなイメージ。
そのまま表参道を西麻布の方に歩いていくと、ブティックゾーンに突入。右手に店内に青いアミノ装飾が施されたお店が見えてくる。なんだかちょっと神秘的で、水を思わせる涼しげなイメージがキャッチー。
09. Colpo Rovente (Benja & Fatalis Remix)
Piero Piccioni
そろそろボサノバのリズムが頭を離れても良いんじゃない? 日が沈んで夜風が気持ちよくなってきたら、暗くて音楽が大きなバーに繰り出しましょう。プッチオーニの映画音楽をリミックスして、あえてジャンル分けするならハードジャズ。
表参道のバーから少し歩いて、西麻布にあるライブラリーバーへ。お店にはいるとフルーツ盛りが出てきて、選ぶとそのフルーツを丸ごとたっぷり使ったカクテルが出てきます。コンクリートジャングルでの季節感たっぷりの時間。
11. Columbus (Motezuma Jazz Mix)
Chapter + The Verse
夜のトーキョーで中でぼーっとする時間。目や耳からいろいろ情報が入ってくるけれど、それを全部無視している状態が逆に気持ちいい。この楽曲が入っているCD、もう買えないかも知れない。1990年代のFree Soulの良いセレクションだったのに。企画版だったからかね。
12. Montego Bay Spleen
St. Germain
St. GermanがBluenoteレーベルに移籍して初めて出したアルバムは、フロアで映えるフレンチクラブミュージックと、グルーヴィーなジャズとが共演している素敵な1枚。夜が更けてくる時にギターの音に気付いたら、ちょっと目が覚めてくるようなトラック。
これも廃盤になっている1993年のAcid Jazzセレクトディスク。スローグルーヴにエレキギターと甘い音とサックスのはじけた音で奏でられるメロディに、ますます覚醒してくる。メロディにばかり気を取られているけれど、強めのパーカッションが実は効果的なのかも。
Petit Pompoupou
Stéphane Pompougnac
1日の終わり、家でその日をふりかえる時間に聴きたい曲。どーんとテンポを落とすのではなくて、エキサイティングだったり、パッションがあったりした事を思い出しながら、明日どうしようと考える。このトラックの中にポンポニャックの子供の声がサンプルされて入っているのも、なんだかちょっとリアル。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。スマートフォンに特化した活動型メディアAppetizer.jp編集長。 read more & contact
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