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Think About TV's Chance


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2005.05.22 23:08

 九十九里浜を朝の8時30分に立った。もちろん他のみんなはテニスをして、温泉には行ってのんびりと電車にゆられて帰ってきたようだが、みんながテニスを始めたであろう9時半には茅場町に着いていた。行きは一般道を使って2時間半くらいかけて出掛けていったのに、帰りは高速を使うと1時間ちょっとで帰ってこられるんだから、平均時速が落ちないという事と時間の短縮との関連性を、身を以て体験したという格好になるわけだ。

 茅場町にあるスターバックスでグランデ・ドリップとバナナを注文して一息入れる。日曜日の朝のスターバックスはどこの店でも常連さんが顔を出すような雰囲気で店員が対応をしている。近くのスターバックスで朝新聞を読むのが日曜日の朝の日課という、スターバックスの広報誌には当たり前すぎてあえて採り上げられないような光景が目の前に広がっているけれど、いくらありふれていたり狙いすぎているスタイルだからと言って悪い気はしない。

Left Wing 一服した後は、渡辺聡さんらが開催している毎月1回のゼミ、Emergent Technology研究会に参加してきた。今回はテレビのコンテンツを中心とした今後の展望についての講演とディスカッションだった。次世代デジタルテレビが普及し始めた日本で、テレビと人との関わりを本質的に変えるのはHDDレコーダーのような視聴の機会というか時間を既存のテレビのタイムテーブルから切り離す道具なのではないか。HDDの低価格化・大容量化が裏付けている。こういう話だ。

 中の議論の経過は省略するけれど、僕は紹介メディアとしてのテレビ、詳細メディアとしてのネットという棲み分けが存在していると見ている。そんな現在からするとHDDレコーダーについて、テレビ・広告業界が心理的にもビジネス的にもポジティブに受け止めることが出来れば、ネットに委ねる格好になっている詳細メディア、すなわち能動的な情報摂取メディアの地位をもテレビが奪取するチャンスが来ているのではないか、と思っているわけです。

 テレびっ子的発想かもしれませんが。


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