TOKYOTODAY
Trattoria Casale del Pacioccone
by TARO MATSUMURA - 2009.12.04 17:06
青山一丁目から青山葬儀場、乃木坂駅方面に歩いて行くと、左手に周りの景色にフィットしない、イタリアから家ごと巨人が持ってきてそこに置いたようなトラットリアがある。Trattoria Casale del Pacioccone。最近ちょくちょくここでランチを食べている。
外装からして日本っぽくないのだが、店内に入るとこじんまりとしたエントランスにはニンニクとピザ釜の良い香りで充満している。パッとピザを食べられるようなカウンターを横目に狭い階段を上っていくと、大きな窓が開放的な2階席に通される。
窓からはプラタナスの街路樹が葉を落とす様子、裏手の公園のふかふかの落ち葉の絨毯の風景が目に入ってくる。時々けたたましいサイレンを上げて通り過ぎるパトカーの音が聞こえてくる。
小洒落ているが気取らない雰囲気は、まるで宮崎駿さんが映画で描いてきた食堂のようだ。ルパン三世の『カリオストロの城』か『紅の豚』に出てきそうな雰囲気を愉しみながら、ランチを頂くのはなかなか新鮮でかつリラックスできる経験である。
本日のオススメも含めて、プレート、パスタ、ピザがランチから6〜8種類程度選べて、とにかくどのソースもうまい。魚介のエビやアサリも良いし、ミートソースも小気味よい。僕が頂いたカルボナーラも、かりかりのベーコンの香ばしさを探しながら、ほどよいこってり感のあるソースが素敵だった。
トマトとエビのパスタやソーセージとブロッコリーのパスタ(これは今日の日替わり)には、ソースと良く絡む手打ちの平打ちパスタが用意される。ちょっとしたデザートとコーヒーまで付いて、ランチメニュー1050円。散歩をしながらぜひ足を運んでみて欲しい1店だ。
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