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老舗UGCサービスのつぶやくより軽いサービス - 関心空間 moyoli

by TARO MATSUMURA - 2009.02.16 07:56

 みらいログワークショップのフォローアップエントリー。続いては、老舗UGC企業とも言うべき関心空間が送り出すロケーション・ベースド・ライフログのサービスがmoyoliだ。これはdocomoとの協業で行われている。

 2009年で創業10年になる関心空間は、本当に昔から今で言うUGCに取り組んできた企業だ。現在の社長宮田正秀氏は、関心空間について、「Blog以前からのUGCサービス。フォーマットに沿ってレビューを書いてもらい、解析しやすくしている。またtrackback的サービス『つながり』を実装してきた」と紹介する。

 確かにフリーフォーマットのBlogは、どこから手をつけていいかわからない、と言う声をBlog初期に聞いたことがある。自分でフォーマット設定する人もいるし、余り気にせず書き殴る人もいた。関心空間は関心があることにレビューをする、というフォーマットを貫いてUGC世界を構成している点で、現在に至るまでのわかりやすさがある。

 そしてレビュー群はユーザーやブランドごとに「空間」を構成している点もまた、情報分類や閲覧、活用を便利にしている。その関心空間が次にトライをする「空間」は、実空間である。NTT docomoのマイ・ライフ・アシストサービスに参加し、口コミ情報部分のサービスを展開している中で生まれたのが「moyoli」である。

 このサービスは、今いる場所の有益な情報を提供したり、検索したり、共有するサービスだ。全てのつぶやきに位置情報をつけ、その情報は後から修正することができる。例えばつぶやきを、あとでお店とひもづけておけば、そのお店にまつわるコミュニケーションの材料になっていくのだ。

 そして位置情報が検索のキーになるし、書き込みの分類になる。iPhone上のTwitterクライアント「Twinkle」や「BrightKite」などとともに、このロケーション・ベースド・ライフストリーミングに属する領域を構成している。

 「裏側ではユーザーの行動パターンを蓄積しています。相関をとって、マッチングしていき、移動のパターンを解析。その後の行動を予測してオススメの情報のプッシュを行う」と宮田氏は説明する。行動連鎖型のUGCの蓄積と活用をすすめ、「情報や人との出会いをセマンティックに」(宮田氏)していくサービスを目指している。

 このmoyoliは、検索結果が役に立ったらクリップする感覚で共有できる点も、情報の重み付けを行ってもらうエンジンとして搭載している。その場所での人の検索結果までも共有されていくと、街への情報蓄積というモノがより進んでいくのではないだろうか。

 ちなみに、自由が丘周辺が実験エリアになっている。お近くのユーザーは、試してみてはいかがだろうか。


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Author

松村太郎 Taro Matsumura

Taro's Portraitジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。スマートフォンに特化した活動型メディアAppetizer.jp編集長。 read more & contact

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