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Information Sharing System 2009 情報共有システム論

by TARO MATSUMURA - 2009.09.11 19:36

2009年秋学期(9月〜2月)に嘉悦大学経営経済学部で開講される授業です。

 これまで情報化社会の進行によって、人が触れる情報量が爆発的に増え、7年で2倍の情報量に触れるほどふくれあがってきたとも言われています。情報端末の進化もめざましく、パソコンやケータイ、スマートフォンの他に、デジタル家電などが日常当たり前の環境となりました。ADSLに始まったブロードバンド環境も、光ファイバーの大容量化、モバイル通信の高速大容量化が進み、膨大な情報へのアクセスが可能な人、環境はすでに遍在化しています。

 膨大な情報を扱わなければならなくなった人は、この情報を前にしていかに生きていけばよいか。この点が、本授業のテーマです。

 本授業では、情報を共有する仕組みを学んだ上で、情報取得、発信のプロセス、人同士が情報を共有するコミュニケーション、これによって生まれたビジネスや社会インフラ、ライフスタイルについて考えます。

 本授業では学生の情報体験、メディア体験を重視します。教室自体を情報共有システムとしてとらえて、様々な実験的な取り組みを行っていきます。積極的な授業・議論への参加を求めます。

授業形態

90分の講義を授業の主たる形態とします。

履修する学生にはTwitterアカウントを取得してもらい、授業専用のアカウントに対して

・毎回の授業前までに提出する、100文字程度のショートコメント
・授業中の質問への回答
・他の学生の意見に対するリプライ

をつぶやくことで出席点とし、教室への情報提供を行って頂きます。

本授業で扱うテーマ

・情報共有システムとして見たTwitter (Twitter設定を授業中に実施)
・Twitterで共有されるもの -- タイムライン共有
・情報発信 -- 情報を発信すれば共有されるのか?
・検索至上主義 -- 情報をいかに取得し、共有するか
・P2P -- 効率的だが危険な情報共有
・ソーシャルメディアはなぜ強いのか?
・「ダダ漏れ」「Tsudaる」に見る個人発信型共有メディアの現状
・気象観測で発揮する、センサーとしての人間
・仕事も生活も共有する -- ノマド・ワークスタイル
・コピーされることが前提の広告 -- 共有前提のクリエイション
・大学の講義の未来を考える -- 教室から出て、授業を受けよう
・ソーシャル指向のメディアデザイン

履修上の注意と評価

Twitterを教室内外の授業インフラとして使うため、パソコンもしくはケータイを持参すること。

教室内外でのフィールドワークなどを行いますので、身軽に対応出来る方の履修をオススメします。

非常に実験的な授業スタイルにもチャレンジしますので、授業を一緒に作るというソーシャルかつクリエイティブなアイディア提案をしてみたい方のご協力をお願いします。

本授業の教室が、最新の情報共有システムになることを目標とします。現在の最新事情を踏まえた上で、既存の枠に捕らわれない発想を実践する場として活用してもらえることを臨みます。

毎回のTwitter出席点やジャンルごとのまとめレポートでは、上記の視点について評価します。また、スピーチを聞いた上で、議論への積極的な参加は、授業への貢献として評価します。なお期末試験は行いません。最終レポートを試験期間中に提出願います。

情報共有システム論 - 嘉悦大学


Author

松村太郎 Taro Matsumura

Taro's Portraitジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact

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